サトケンさん 重ね煮基礎編講座 2019/03/30
薬膳の「健康ごはん塾」のお部屋を借りて「サトケン」さんの「重ね煮」教室が開催されました。
「重ね煮」とは、ある順番で重ねて煮ると陰陽が調和し、栄養を逃がさず、出汁を一切使わなくても美味しくできる調理方法です。
重ね煮は、今月「いんやん倶楽部」の「養生コース」が終わったばかりなのに、また参加する自分がどうか?と思いながら受講しました。
こちらは「船越康弘」先生の「わら」の重ね煮です。
重ね煮は、同じ「小川法慶」先生から直接学んだ「船越康弘先生」の「民宿わら」と「梅崎和子先生」の「いんやん倶楽部」の二つにわかれるようです。
勉強しようとした時、たくさん調べて、さんざん考えて選択したのですが、やっぱりもう一方も知りたかったのですね。 ※(民宿わらは、現在百姓屋敷Waraとなっているようです)
「サトケン」さんこと「佐藤研一」さんはとてもお話が上手で、あっという間の4時間でした。
有名な、椎茸、玉ねぎ、人参「しいたまにんじん」の重ね煮の作り方と、それを使って何パターンもの料理を作るお話でした。
<メニュー>
★そばサラダ
★ポテトサラダ
★豆腐ハンバーグ
★味噌汁
料理はサトケンさんがすでに作ってある物を持ち込んで、その場では焼くだけ、混ぜるだけ…..という形式でした。
自分達では何も作りませんが、出来上がったものは、どれも本当に美味しかったです。
後は食材の切り方を実際にやってみて、それを重ねてトロ火で30分~40分煮ました。
ただそれだけですが、甘くて美味しかったです。
実は、重ね煮に興味をもって一番最初に買った本は「戸練ミナ」先生の「はじめての重ね煮」でした。
その本のトップに「しいたまにんじん」が書いてあり、それをチャンと作りたくて「バーミキュラ」のお鍋を買いました。
(なんでバーミキュラ? 本当はこのお鍋が欲しくて、「チャンと作る」はその言い訳??….)
いくつか作りましたが、上手く出来るものと、そうでないものが有り、しかし、なぜできないのか確かめるすべもなく……….。
どうしても焦げて、全部焦げ臭くて捨てる羽目になった物もいくつかあります。
その内、同じ味に飽きてしまいました。
しばらく作らず、又作り始めて、又飽きて………!
でも、諦め切れず……..、
<結 論>
焦げる場合は「水」を入れる 以上
結局、何でもちゃんと習うのが一番の早道ですね。
そしてこの「わら」と「いんやん倶楽部」は、同じですが、違います。 (何だそりゃ! 他に言い方はないのか!)
元は同じ先生から習ったお二人ですが、お一人は民宿の経営者、もうお一人は病院の栄養士。
それぞれの立ち位置から見える「世界」が違うからでしょうか?
今度は「千切り」ではなく、「ゴロゴロ」野菜の「筑前煮」講座を受講したいと思います。