初めての中華せいろ:お勧めの「材質」とは?
初めての中華せいろ:お勧めの「材質」に、私は「竹」を選びます。
値段だけなら「杉」です。
初めて「せいろ」を買う時、本当に悩みますよね~。
私も、ネットで調べまくりました。
でも、ハッキリした答えはなく
用途に応じて・・・
予算に応じて・・・
好みに合った・・・
そりゃ、そうですが、その記事を書いているライターさんの使った感想は・・・?
・・・・・・・・。
そこで、私が実際使ってみた下記の種類から、なぜ「竹」なのか? をご案内します。
完全に主観です!
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まず、「中華せいろ」の種類
せいろの材質は主に、杉・竹・白木・檜があります。
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「杉」 色々な色味がある・軽い・杉の香りがする・安くて初心者向き・少しささくれやすい
我が家の「杉」 いつ買ったか分からない程古い
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「竹」 白い・「杉」や「白木」に比べると少し重い・無臭・手ごろな値段
我が家の「竹」 新しい 一番使ってる(約25cm:2870円 R2.5.30現在値段が違う:こちらで確認)
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「白木」 松の木 白い・軽い・無臭・少々高い・あまり見かけない・汚れが染みやすい。(松の白木は、今のところ横浜中華街の「照宝」でしか見かけません)
我が家の「白木」 買って9か月位(18cm:3845円:こちらで確認)
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「檜」 白い・せいろに厚みがあり一番重い・檜の香りがする・水に強い(お風呂に使われる位ですから)値段は高い・耐久性がある
我が家に「檜」がないので別の写真です。焼売が美味しそう~♥
公共施設のキッチンには「檜」が多いいですね。
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「檜」以外は、長時間の蒸し料理が多いと、歪んでしまう事があるようです。
しかし、私は、普段10分~60分程度の使用ですが、今のところ何も問題ありません。
(何時間も蒸す実験はしていないのでご注意を!)
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そして、もう一つ「檜」とそれ以外は蓋を乗せる形状が違います。
「檜」はせいろに厚みがあり、胴体に蓋をのせます。
「檜以外」は胴体の上が一回り細く、蓋をはめ込みます。
この時、せいろによって上手くはめ込めないで、グルグルと蓋を回して丁度良い場所を捜す物もあります。
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では、なぜ「竹」をお勧めするのか?
1:確かに、どれが良いかは好みですが、最初から高価な「檜」を買って、使わなかったら悲劇です。
….更に、高価なので大事にしまっておいて「いざ使おう!」っとなった時、カビが生えてたら泣きます。
2:「杉」も「檜」もアレルギーのある方に関係する可能性があるかも?
….(私は檜アレルギーで、花粉は勿論「檜の升」でお酒を飲んでもひどく悪酔いします。少しなら問題ありませんが、わざわざ買うのはチョット)
…..アレルギーがあっても「花粉」だけの方は関係ないですね。
3:中華せいろの中をよく見ると、一番蒸気の当たる底板は「竹製」です。
和せいろは別物です。
中華せいろの作りとは違い、深さがあり、底板も蓋も全部「檜」です。
その上に竹製の「すだれ」を敷いて使う仕様が多いようです。
よく温泉で、お饅頭を蒸しながら店頭販売している「四角い和せいろ」もありますね。
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結局、一番傷みやすい「底」の部分はどれも「竹製」ですし、蓋の上部も同じです。
つまり、違うのは胴体(枠)の部分だけです。
「竹」は汚れが付きにくく、匂いもなく、色もきれいで、値段も手ごろです。
ひどく汚したり、壊れたりしても「諦め」がつく範囲です。
以上の理由で「初めての中華せいろ」は「竹製」を私はお勧めしています。
そして、チョット使ってみたいだけなら「杉」です。
何しろこの中では一番安く、しまいっぱなしでも「罪悪感」が薄いです。
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でも・・・・・・最後はやっぱり好みですが・・・・・
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