37:身体にやさしい物
私はどこへ行こうとしてるんだろう?
薬膳はちょっと勉強しようと始めたつもりが、一時は「薬膳教室」を始めたい、とまで思った事がありました。
しかし、学べば学ぶほど難しさを感じ、診断を誤ったり、体調不良で苦しんでいる方に、間違えたアドバイスをしたりしたら大変です。
「健康で充実した毎日」を探した結果今に至りますが、チョット体調がすぐれない程度で、医師から「生活習慣」を変えるよう言われた位では、大人はなかなか変われません。
しかも病気にもなっていないのに食事制限なんてできません。
だから全部否定したり、制限したりする前に「身体にやさしい」ものを摂っていれば、そもそも成人病になりにくし、病気も悪化しにくいかも。
「未病」の段階で食い止めればいいんだ。
子供の頃、父が大根のことを「ジアスターゼ」と呼んでいました。
キャベツの事は「キャベジン」と。
そして「ビタミンCはね たくさん摂ってもダメなんだよ」
「栄養は、これが1つの時はこれが2つないといけない……みたいに、決まっているんだよ」と言っていました。
「要らないものはおしっこで出ちゃうんだ」
「でも、いらないのに出せないものもあるんだ。どんどん身体に溜まっていくから、何がそれなのか、覚えておかないとダメなんだよ」と、確かそんな事を。
残念ながら「へぇー」で終わりましたが、
・必要なもの、不要なもの
・害を与えるもの、なくてはならないもの
・でも、摂りすぎてはいけないもの
それらを知った上で、区別する必要がある、今頃その大切さが分かってきました。